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などの一流の理論物理学者たちの思い出が語られているが、全体としてみると20世紀理論物理学の歴史書としても興味深い本である。またこの本の中で Bohr が同国の実存哲学者 Kierkegaard(1813−1855)の書物や、ドイツの詩人 Goethe(1749−1832)や Schiller(1759−1805)などの詩をいつも愛読していたことがかかれていることは注目を引く。たとえば Schiller の「充実こそ明晰をもたらし、奥底にこそ真理がある」 “Nur die Fulle fuhrt zur Klarheit,Und im Abgrund wohnt die Wahrheit” をつねに愛誦していたといわれている。さらに日本版の序文で湯川秀樹教授が、Bohr の「相補性」の考え方が東洋的であるといっておられることも関心を引く。 2)Niels Bohr : R.Moore 著,1966,Knopf 版 日本版:藤岡由夫訳、「ニールス・ボーア」、 昭和43年、河出書房 この書物はセント・ルイスの「スター・タイムズ」の女流記者のかいた伝記だけに、くつろいでよめる本であるが、彼女が序文で、この本を書いた意図として、つぎの Einstein の言葉を引用していることは注目に値する。 「科学の基本的なアイディアの多くは、原理的 |
に簡単であり、誰にでも理解される言葉で表わされる。物理学の書は複雑な数学の式で満ちている。しかし各々の物理の理論のはじまりは、複雑な式ではなくて、思想であり、アイディアである。」 またこの本の日本版の序文に Heisenberg は「この本が日本でも広くよまれて、世界を変働させた科学者の人間愛についての知識をひろめることを祈る」とのべている。理科系の人ばかりではなく、文科系の人たちにもよんでいただきたい本である。 3)Niels Bohr and the Development of Physics : Pauli,Rosenfeld,Weiss Kopf著,1955,Pergamon版 日本版はないが、Bohr の70年生誕を記念して、一流の物理学者がかいたもので、Bohr を中心とした高度の理論物理学史を理解する上においても良書といえよう。 以上 Bohr について簡単にふれたが、今日専門分化が極端に進みすぎて科学者たちが ArtiSan 化しつつあるとき、Bohr の科学観、人生観をもう一度反省してみることは、一服の清涼剤の効果を与えることになろう。 (理学部教授) |
![]() (昭和46年7月〜12月) ☆ 受贈図書 11月26日 1.発注状況報告 12月23日 1.新委員紹介 2.発注状況報告 ☆ 会 議 私大図書館協会秋季西地区部会(於立命館大) 10月16日 佐藤出席 私大図書館協会西地区部会九州地区研究会(於 太宰府) 10月29日 有吉、夷塚出席 日本薬学図書館協議会九州地区会議(於本学) 11月6日 渡辺館長、杉本、有吉、山下、因幡出席 日本薬学図書館協議会研究集会(於名古屋大) 11月15・16日 藤木出席 |
西日本図書館学会(於 長崎大) 12月4日 杉本出席 ☆ 研 修 司書講習会(於 別府大) 7月14日〜9月13目 淀川、守田、古川受講 私大図書館協会司書研修会(於 私学会館) 8月30日〜9月1日 夷塚参加 法学関係参考図書に関する発題 夷塚報告 大学図書館職員研修会(於 広島大) 11月9日〜12日 駒井参加 私大図書館協会館長並びに主務担当者研修会 (於 金沢市) 12月7日〜10日 有吉参加 ☆ 医学部実地視察について 11月21日文部省から医学部の申請について、 これにかかる図書館の実地視察をうけた。 ☆ 業務ニュース ・12月20日より理学部分室を開室した。 ・後期試験期、開館時間の延長および日曜開館 (中央図書館)について 期 間 1月19日〜2月9日 開館時間 20時まで 日曜開館 第一閲覧室 9時〜16時30分 第二閲覧室 9時30分〜16時 |
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