土質が広く堆積しており、河川改修工事にまつわる逸話は、何津著の海河〜治水にはげむ人々の記録〜中国国際書店発行に許しくまとめられている。土木工学科の学生諸君には、是非一読をおすすめしたい。
 ところで、この論文がとりもつ縁が、帰国後、早速おとずれることになった。それは日中経済協会が、日本と中国との学術交流および経済関係の緊密化をはかり、日中貿易を拡大させることを目的に、両国間の技術交流の一環として、趙声振中国天然ガス開発勘深公司副総理を団長とする中国機械進出口総公司石油貿易考察団を招へいした際である。すなわち、山東省青島周辺の石油資源開発にともない、パイプライン、石油基地の貯油タンクの軟弱地盤工事に、これまで研究室で開発した土質安定処理工法の採用を検討したいとの意向である。
   
    展示されている定期刊行物
 このため、7月29日午前中、三井物産本社で訪日考察団へ、設計法、施工法の説明、午後は東京湾で稼動している安定処理機の見学を案内することになり、日中友好の技術交流の端緒となれたことは、研究者として、おもいのほかの喜びであった。
(工学部 教授)

      (昭和52年10月〜昭和52年12月)

受贈図書
 人文学部大塚幸男教授より同教授著「比較文学原論」(白水社)
 法学部野見山 温教程より同教授箸「露清外交の研究」(酒井書店)
 法学部宮地米蔵教授より同教授監修「佐賀平野の水と土」(新評社)
 経済学都水谷守男教授より同教授訳 C.K.Rowley,A.T.Peacock,「厚生経済学」(文真堂)
 経済学部田中俊宏講師より、同講師ほか訳Jonathan Hughes.「世界経済史」(マグロウヒル好学社)

人  事
 昭和52年12月16日付で、次のとおり発令があった。
○図書館長 笹渕文男(経済学都)
○図書委員
 人 文 学 部 高原信一
 法  学  部 加来昭隆
 経 済 学 部 峯田昌芳
 商  学  都 西田 剛
 理  学  部 平川 晋
 工  学  部 宮本徳夫
 医  学  部 三好萬佐行
 薬  学  部 後藤良宣
 体 育 学 部 花野豊子

図書委員会
昭和52年11月16日 図書館規則の改正について
昭和52年11月30日 業務報告、渡辺館長退任
             挨拶
昭和52年12月17日  1.新図書委員紹介
             2.発注状況報告
             3.長期貸出図書の回収に
               ついて
業務報告
七隈祭にともない10月27日から11月9日まで、また、冬季休暇にともない12月19日から1月14日まで、図書の長期貸出を行なった。

業務ニュース
後期試験期の開館時間延長ならびに日曜開館を次のとおり行ないます。
 期   間 1月17日(火)〜2月7日(火)
 開館時間 20時まで(月〜土曜日)
 日曜開館 中央図書館
            第一閲覧室 9時〜16時30分
            第二閲覧室 9時30分〜16時

訂    正
第16号5頁、右側、下から22行目ReseachをResearchに訂正

福岡大学図書館報 No.17 1978年1月15日発行
編集発行・福岡大学図書館(福岡市西区七隈11,TEL092−871−6631)



← P.5 図書館報 No.18 →