近年の学術研究の急速な進展に伴い,生産される学術情報量は急増の一途をたどり,今日,世界に流通するその情報量は年間数百万件にのぼるとさえ言われています。これらの膨大な情報のなかから自分の必要とする情報を迅速,的確に探し出すには,もはや従来のマニュアル検索方式をもってしては至難です。
このような情況を背景として,研究,開発されたのがコンピュータによる情報検索であり,その一つに日本科学技術情報センター JICST(The Japan Information Center of Science and Technology)の JOIS(JICST On-line Information System)があります。
本学の図書館では,56年11月からこの JOIS の検索システムを導入して,サービスを始めております。このシステムで利用できるデータベースには別掲のものがあり,約900万件におよぶこのデータベースのなかから必要な情報をコンピュータシステムにより提供しています。このシステムを具体的に説明しますと,JICST のコンピュータシステムと図書館(本館第二閲覧室参考図書コーナー)に設置した端末コンピュータ(LSi 社 ADM-3A TSS用CRTデータ・ターミナル)とを公衆回線で接続し,端末コンピュータのキーをたたいて,JICSTのコンピュータシステムと会話をします。会話は利用者の所定のパスワード確認から始まり,利用したいデータファイルと蓄積範囲を指定すると検索質問を開始することができます。この際,事前に検索テーマに関して準備していた検索語(検索タグ)を使って会話を進めていくのですが,この検索語には一次検索タグ(キーワード,分類コード,著者名)と二次検索タグ(使用言語,発行国,資料種類,資料番号,記事区分,発行年等)があり,あらかじめその使用法を確認しておき,これを自由に組み替えたり,質問式を変更したりしながら,情報をしぼり,必要な書誌データをプリントアウトさせます。 |
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質問がおわると,システムからファイルの使用時間と使用料金の知らせがあり,これで会話が終了します。なお漢字抄録付の回答書を希望する時や,回答件数が多い場合は,オフライン出力により,必要データを郵送で入手することもできます。以上のようにオンラインによる情報検索の利点は応答時間が速く検索が正確であり,これまでのマニュアルによる文献調査に比べて,大はばに時間と労力が省けることです。本学図書館のオンライン文献情報検索サービス利用内規,JOISデータベースおよび利用料金表はつぎの通りです。利用のさいのご参考に願います。
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福岡大学図書館
オンライン文献情報検索サービス利用内規
第一条
この内規は,福岡大学図書館に導入のオンライン文献情報検索サービス(以下「サービス」という。)を利用する場合の必要事項を定める。
第二条
サービスの利用は,原則として本学の職員が学術研究のために利用する場合に限る。
第三条
サービスの利用申込みは,所定の申込書により行う。
第四条
サービスを利用する場合は,原則として利用者が立合う。
第五条
サービスの利用料金は,別に定めるものとし,利用者の負担とする。
附則
この内規は,昭和56年11月2日から施行する。
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(図書二課長) |
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