54. 常山文集 (ジョウザンブンシュウ) (刊)大本二十二巻十冊 徳川光圀 [著] 徳川綱條 [輯] 享保九年(1724)五月跋
世に水戸黄門と称せられた、水戸徳川家第二代藩主の別集。儒学を重んじ、大日本史の編纂事業を始めるなど、文治主義政治を行った面目が、本書からも見て取ることができる。水戸藩の蔵版で、大部ではあるが、何度も刷られている。本書も新しい摺りと見える。