58. 春荘賞韻(シュンソウショウイン) (刊)半紙本一巻一冊 端春荘 [編] 享和元年(1801)二月跋
国立国会図書館蔵本には奥付が残り、「寛政十二年庚申初冬」の日付と京都三肆(唐本屋新右衛門・菱屋孫兵衛・柏屋喜兵衛)発行であることがわかる。春荘蔵版。このように、時折、刊年より後の序跋文が載る本を見ることがある。この場合、実際の刊行は、やはり序跋文の年次以降と考えるべきである。本書の口絵は、円山応挙の手になる。