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-鍬形恵斎
9.[はなし](柱)
10.[江都名所圖繪]
11(A).繪本吾嬬鏡
       (B).繪本吾嬬鏡

12(A).[諸職画鏡]
       (B).諸職畫鑑

13.金撰狂歌集
14.[日本名所の繪]
15.恵斎畧画
       芭蕉翁臨減度之圖

16.心機一拂
17.[江戸一覧図]
18.[繪本孝経]
19.[繪本勇士子]
20.狂歌略画百人一首
21.八幡太郎一代記 繪盡
22.絵本大江山
23.繪本咲分勇者

16.心機一拂【しんきいつふつ】(外)

(刊)大本一冊(上巻のみ)
寛政十二年(1800)七月序
(江戸)恵斎【けいさい】先生筆
[尾張]永楽堂【えいらくどう】[板]
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心機一拂表紙写真
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心機一拂見開き写真

    「寛政庚申秋七月既望 荏土島範題于水西楼」と、島範が寛政十二年に記した序文(一丁半)を巻頭に、 上巻の目録が続き、恵斎の画が画面に繰り広げられる。『国書総目録』には「掃」の字で「心機一掃 三巻三冊、北尾恵斎画、 文化十一年序、明治版あり」とし、漆山又四郎氏も「心機一掃 大本三冊 文化十一年刊 蜀山の序文があって五八丁からの図がある」 (『近世の絵入本』)と、記していることから、寛政期に初版、文化十一年に序を蜀山人(大田南畝)に変えて再版したか。なお、 狩野博幸氏によると蜀山人序を持つ同内容の改題本『恵斎麁画』(刊年未詳)が存在する(『MUSEUM』338号)。この本 (上巻一冊のみ)の画は、「鷹、枯木に木免【みみずく】、柳に燕、雲龍、草子洗、水仙、四睡【しすい】、竹に雀、福禄寿、人麿、 桔梗、蜀黍【とうもろこし】に鼠、梅に鶯、烏【からす】、鷺【さぎ】、梅に福寿草、大黒、枇杷、兔【うさぎ】、鐘馗、 罌粟【けし】、山水、鶏、蓮に翡翠【かわせみ】、王義之、達磨」の計二六図。藁筆のようなやや太く先の粗い筆を主線にした略筆で、 和漢の人物や動植物が描かれる。