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27(A).山水畧画式【さんすいりゃくがしき】(外)

(刊)大本一巻一冊
寛政十二年(1800)初春刊
(江戸)恵斎【けいさい】筆
江戸 須原屋市兵衛【すはらや・いちべえ】板
[江戸]春風堂野代柳湖【しゅんぷうどう・のしろ・りゅうこ】[刻]
彩色版

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27(B).山水畧画式【さんすいりゃくがしき】(外)

(刊)大本一巻一冊
寛政十二年(1800)初春刊
(江戸)恵斎【けいさい】筆
江戸 須原屋市兵衛【すはらや・いちべえ】板
[江戸]春風堂野代柳湖【しゅんぷうどう・のしろ・りゅうこ】[刻]
彩色版
後印本

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    見返しに梔色で「恵斎先生/山水/申椒堂」とするのが初版。序文、跋文の類は無い。 江戸から諸国の山水の名所を画くもので、見開き一丁を用いた大図から、半丁に二所づつを画く小図迄、区区であるが、 何れも画面には全く破端はなく、どんな小さな図柄も、たとえば四倍・五倍の大画面に拡大しても見事に収まる辺りが、 その手腕の確かさを示している。
    十三丁表、十四丁裏の見開き画面となる「日本橋」図の中央に白く富士山が見えるのが 初版本。後印本は富士の姿が消える。 (A)は初版本。(B)はその後印本。