お知らせ

図書館で読書会を開催しました

2019.1.10

 平成30年11月27日(火)、図書館では福大生ステップアッププログラムの一環として、読書会を開催しました。今回は太宰潮商学部准教授を講師に迎え、推薦図書『予想どおりに不合理 : 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』(ダン・アリエリー著 ; 熊谷淳子訳)についてワールドカフェ形式のワークショップを行いました。

 当日は様々な学部、学年から8名の学生が集まり、推薦図書を読んで考えた事や共感した事を自由に模造紙に書きながら、人はなぜ問題を先延ばしにしようとするのか、不合理な選択をせずに目標を達成するためにはどうしたら良いか等について語り合いました。

 発表では「居酒屋でアルバイトをしているが、呼び込みをする時にギョーザの無料サービスがあると言うとお客さんが来店してくれる。無料や特典などのサービスがいかに私たちを誘惑しているかについて身を持って知ることができた」「自分で選択しているつもりが、実は誘導されている場合があることに気づかされ、怖くなった」など実感のこもった意見が交わされました。よくある不合理な行動について参加者同士で共感し合ったり、その不合理性がすでに研究されていることに驚きの声を上げたりなど最後まで談論の絶えない賑やかな時間になりました。

 最後に太宰先生から、「人はやらなければいけないことを先延ばしにしがちであり、それを変えるには、目標を定め意思表明をすることが大切である。明日から今までとはちょっと違う事を始めてみると、その第一歩になるだろう。また、不合理性は皆さんの身近に潜んでいるので、今日学んだことを心に留めて、これから生活を送って欲しい」とのメッセージをいただきました。

  他の参加者が面白いと思った内容や実際に経験したことを共有できて良かったです。一般教養で行動経済学についての授業を受ければ良かったと思いました。就職先を決める際にもこの本を読むと、決め方、企業に対する見方が変わる気がします。  
自分の身の周りで起こっていそうな例が挙げられていてとてもわかりやすいと思いました。推薦図書を無料でもらえること、空き時間だったことが参加を決めた理由でしたが、まさに本の内容が無料の話だったので、私はうまく誘導されたのではないかと思いました。先生の話にもあった通り、何か違う行動をおこして生きていけたらとてもすてきな人生になると思いました。行動します。
自分では選ばないような本が課題図書だったので、良い機会になりました。人によって興味を持ち注目する章が違い、それぞれに自分の経験とより結びつきを強く感じる章があることを知りました。自分の意思決定は色んな影響を受けているのは少し怖いと感じました。