なお(d)学校図書館と(f)公共図書館とに
ついては蔵書数によって次の通りに分類する。
 学校図書館。(i)2,000冊以下(ii)2,001−5,000冊(iii)5,000冊以上。
 公共図書館。(i)2,000冊以下(ii)2,001−5000冊(iii)5,001−10,000冊(iv)10,000冊以上。
             (経済学部教授)






 薬学を学ぶものはその道の専門家から講義を聞き、実験をし、実習もしている。従って忠実に講義を聞き実習を行なえば、薬学は一通り習得できるはずである。しかし、講義や実習の時間には制限がある。従って教官もすべてにわたって教えることは出来ない。一方講義を聞く方にも特別な事情ができて講義を聞かれない場合もあろうし、また講義を聞いても、うっかりして聞き落すこともあろう。また聞いても理解しにくい点もあろう。そういう場合にはそれぞれ専門書によってそれを補わねばならない。もちろん教科書を使っておればそれでそれらは解決する。しかし書は著者によって重点のおき場も違い、内容にも差がある。それで違った著者の書を読むことは更に知識を広め自信を持たせることになる。学生時代には我々は講義以外に参考書を読んだものである。講義をうけているから理解も容易で、さらに印象は深くなり、記億は確かとなる。それで学生時代には教科書以外に出来れば一冊位の参考書は読むようにおすすめする。
 参考書としては和書・洋書多数あるが、参考には洋書がよい。洋書は和書のようにすらすらとは読めないが、一言一句見落すことなく読み、またよく考えるので印象は深くなり、記憶も強くなる。さらに語学の勉強にもなる。それで学生時代には洋書がよい、もちろん時間に余裕のない人は和書でよいが、それも必ず精読することが必要である。
 ここに薬学の勉強によい参考書(生物糸)を各専門の教授から指摘していただいたのでここに列記しておく。
薬理学
  田中潔編著:現代の薬理学(金原書店)
Goodman and Gilman:The Pharmacological Basis of Therapeutics     (4 Edition)  
微生物学
山口和夫・山口辰良著:応用微生物学入門(技報堂)
戸田忠雄著:戸田細菌学(南山堂)
植田・相田著:醸酵と微生物(朝倉書店)
Bergey’s:Manual of Determinative Bacteriology(1957)
Lodder of Van−Ry:The Yeast
生化学
吉川等編:現代の生化学(化学同人)
早西等編:続現代の生化学(化学同人)
山村雄一監修:病態生化学(朝倉書店)
H.A.Harper:Review of Physiological Chemistry(12Edition)
生薬学
稲垣・嶋野・嶋田・長沢著:生薬学(南山堂)
柴田・木島・東・下村著:生薬学総論(広川書店)
刈米・木村著:和漢薬用植物(広川書店)
衛生学
江上不二夫著:生命を探る(岩波新書)
石井象二郎著:昆虫学への招待(岩波新書)
ボールドリー :細菌とのたたかい(みすず書房)
中谷・松井訳
カールソン :死と生の妙薬(NHKブックス)
青樹訳
    柳沢文徳著:食品衝生の考え方(三一書房)

(薬学部教授)
          


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