新図書館システムを導入

 新図書館システム(LICSU−LX)を9月1日に導入し、サービスを開始しています。これは、従来のユニックスシステムの構成に加えて、クライアントにパソコンを採用し、データベースや検索、Web を管理するサーバと業務用や利用者用クライアントが統一的なインフラで構築されたインターネット環境の図書館システムです。また、データベースの O/S に LINUX を採用して、ソフトのバグの修正やシステム追加・変更などに素早い対応が可能になり、円滑な運用環境を保持できます。
 OPAC を始めとした情報サービスは、Web のインターフェースで統合的に構成されており、図書館システム以外からのアクセスも容易にできます。また、OPAC 検索も従来の検索語のほかに、高速の全文検索エンジンの採用、漢字統合インデックスの使用などにより、高速で幅広い検索が可能になっています。
 目録作成、文献複写 (ILL) システムでは、国立情報学研究所(NII:旧称学術情報センター)の新 CAT/ILL システムと連繋してデータ作成を行い、資料を受入れてから目録作成、利用提供までをスピーディに処理するとともに、書誌構造を標準化することにより全国レベルでの利用が可能になっています。
 情報サービスシステムも拡充して、オンラインによって貸出・予約状況が確認できます(登録制)。さらに、オンラインによる図書購入依頼サービスや文献複写サービスも来年度から開始いたします。また、中央図書館だけでなく分館、分室の図書や視聴覚資料の新着情報サービスも行っています。このように図書館業務とリアルタイムで連繋できるサービスを提供していきます。図書館のホームページから各サービスにアクセスできますのでご利用ください。
 インターネットを中心としたネットワーク環境は、急速な展開を見せており、図書館システムも例外ではありません。大学だけの情報基盤から社会的な基盤へと拡充を要請されています。高度情報化社会、生涯教育、社会教育など大学図書館が担う役割はますます広範になる一方で、大学の専門性、高度情報化は一層高まってきています。こうした状況をさまぎまな要請に応えることができるように図書館システムを充実させていくとともに、CD−ROM サーバシステムやマルチメディアシステムなどのネットワーク環境を整備し、研究・教育環境の進展と変化に対応する図書館機能を構築して、情報サービスや利用者サービスをより一層充実していきます。
(図書一課 高木 秀人)
館務報告
      (平成12年7月〜平成12年12月)

☆受贈図書
 人文学部片多 順教授より「長寿社会調査要覧1−2巻」(長寿社会開発センター)
 法学部長浅野直人教授より「水俣病の悲劇を繰り返さないために」(中央法規出版)
 法学部A.J.スウェイン教授より「 Smart computing in plain English.Vol.8(5−12),Vol.9(1−3)(1997−1998)」
 法学部立木謙介教授より「海外商事法務115−119,121−124号(1972)」ほか多数
 経済学部水谷守男教授より同教授ほか著「地方自治体の経済学」(税務経理協会)
 商学部今野 孝教授より「経済史文献解題 1999年版」(思文閣出版)
 商学部田村 馨教授より「野菜のフードシステム」(農林統計協会)
 商学部山内 進教授より同教授著「租税特別措置と産業成長」(税務経理協会)
 工学部松本泰國教授より「Advances in superconductivity XII 」(Springer)
 医学部西村良二教授より同教授著「心理面接のすすめ方」(ナカニシヤ出版)ほか4冊
 薬学部渡辺健治教授より同教授ほか著「微生物薬品化学」(廣川書店)ほか3冊
 薬学部占野廣司教授より「ナビ・データ」(テコ
ム薬学セミナー)
 スポーツ科学部青柳 領教授より同教授著「 UNIX によるスポーツ統計学」(九州大学出版会)

☆図書委員会
平成12年10月10日
 1.平成13年度図書予算要望について
 2.福岡大学図書館利用規程の改正について
 3.薬学部図書委員の交代について
平成12年11月20日
 1.平成12年11月17日現在発注状況報告について
 2.貴重書・準貴重書の指定について

☆会 議
平成12年度第61回私立大学図書館協会総会・研究大会(於 専修大学)平成12年8月2日〜3日 藤野・山本出席

第47回九州地区医学図書館協議会総会(於 鹿児島大学)平成12年8月25日 坂田・窪田出席

外国新聞分担保存運営委員会(於 西南大学)
平成12年11月24日 山本出席


← P.2 図書館報 P.4 →