<ヴィルト家>

母 ヴィルト夫人(Dorothea Cathalina Wild)

1752年カッセル生まれ、1813年没。

【作品】
KHM 19 「漁夫とその妻」
KHM 47 「ねずの木の話」

長女 リゼッテ・ヴィルト(Lisette Wild)

1782年カッセル生まれ。1809年結婚、1858年没。グリム兄弟に話しを提供したのは、妹グレートヒェンが結婚して語るのをやめた1810年以降であった。

【主要作品】
KHM 55 「がたがたの竹馬小僧」
KHM 105 「へびの話」
ほか

次女 グレートヒェン・ヴィルト(Gretchen Wild)

1787年カッセル生まれ。1810年結婚、1819年には若くして没。グリム兄弟にメルヒェンを語ったのは結婚するまでであった。

【主要作品】
KHM 3 「マリアの子ども」
KHM 58 「犬とすずめ」
ほか

五女 ドロテーア・ヴィルト(Dorothea Wild)

1793年カッセル生まれ。1825年、ヴィルヘルム・グリムと結婚、二男、二女をもうけ、1867年、74歳で没。 次男はヘルマン・グリムといい、19世紀後半、ドイツで文筆家として活躍した。

【主要作品】
KHM 24 「ホレおばさん」
KHM 65 「千まい皮」
KHM 102 「みそさざいと、くま」
ほか

六女 ミー・ヴィルト(Mie Wild)

1794年カッセル生まれ。1812年結婚、1867年没。姉リゼッテと同じく、1810年以降になって話しを寄せた。

【作品】
KHM 44 「名づけ親になった死神」

ヴィルト家の誰かから寄せられた話

【主要作品】
KHM 1 「かえるの王さま、または、 鉄のハインリヒ」
KHM 15 「ヘンゼルとグレーテル」
ほか