福岡大学図書館ヨーロッパ法コレクション「法学の源流をたずねて-すべての法はローマ法に通ず-」
  ブリッソンの肖像画
(おそらくは『ローマ国民の方式および様式文言について』にかかげられていたもの)
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ブリッソンの肖像画
 ブリッソンの右手にある用紙には、この書物の標題が見える。下には、「だれであれ、肖像画を見るであろう者には、パーピニアーヌスよ、おまえのブリッソンは、画像によって知られるであろう。もしも、運命が、[ブリッソンとパーピニアーヌスとの]双方に、尚早に終焉を与えたとすれば、運命は、自らがおこなったことを、すでに十分に後悔した」とある。ちなみに、パーピニアーヌス(?-212年)は、皇帝カラカラが死にいたらせたローマの法学者である。
「だれであれ、肖像画を見るであろう者には、パーピニアーヌスよ、おまえのブリッソンは、画像によって知られるであろう。もしも、運命が、[ブリッソンとパーピニアーヌスとの]双方に、尚早に終焉を与えたとすれば、運命は、自らがおこなったことを、すでに十分に後悔した」



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