No.18
カルプツォフ『ローマ=ザクセン法廷法学』
執筆中のカルプツォフに助言しているのは、仮面をつけ、鏡と蛇をもった「思慮」である。裁き手たる君主に恭しく仕えるのは、秤を持ち、目隠しをした「正義」である。背後には「名誉」が、ラッパをかざしている。「正義」は、天上には存在せず、君主の侍女のようである。
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