3.[武丸邑正助行状] たけまるむらしょうすけぎょうじょう

横版一舗(21.7×31.5cm) 山崎普山(やまざき ・ふざん)撰 文化三年(1806)正月判 博多 少々翁(しょうしょうおう)印施 筑前薬院 推移軒(すいいけん)彫刻

内容写真([武丸邑正助行状]たけまるむらしょうすけぎょうじょう)

 正助五十回忌法要の趣旨を広める為に普山が著した文章を少々翁なる人物が、例の薬院の推移軒に彫板させて施印したもの。文末に「吾、此一篇を読に、ありかたくて、板行にして弘めむと思ふものから、推移軒に彫刻せしめるものならし少々翁印施」という。少々翁については未詳。