『葵氏艶譜』を推理する

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2.(B)『葵氏艶譜』の序文のページ見開き写真 右図の赤線で囲まれた部分の内容

「葵氏は花洛人 初足斎又雙
鳩と号す 後築石に下りて何
某の君の籠を得て奉仕す秋圃
とあらたむ」


    作者「葵氏」こと「雙鳩」が、大坂から筑紫へ下り、仕官して「秋圃」と名のったことが記される。
秋圃が筑紫に至るまでの経歴を裏付けるものである。


中野三敏『本道楽』講談社2003年(所蔵情報:別ウィンドウ)より