福岡大学図書館ヨーロッパ法コレクション
法学の源流をたずねて-すべての法はローマ法に通ず-
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第2部 ローマ法・カトリック教会法の解釈史  
 
No.14
コナン『市民法注解』


Connan, F. de -- Francisci Connani Parisiensis consiliarii regii, ac supplicum libellorum in Regia Magistri, Commentariorum juris civilis libri X. Tomus prior[-posterior].
Neapoli : Ex officina typographica Antonii Tivano, 1724.
2 v. ; 38 cm.(fol.)
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標題紙
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   コナン(1508年-1551年)は、フランスの法学者である。オルレアンおよびブールジュで勉強した。かれの師の一人が、アルチャートであった。コナンは、修学後、パリの法曹界で活躍した。その『市民法注解』は、体系指向をもった。コナンの契約論は、のちにグロチウス『戦争と平和の法』によって批判の対象とされた。 
 福岡大学図書館所蔵本は、1724年にナポリで出版された刊本である。装丁が劣化したため、アメリカ合衆国に送り、かの地で出版当時の姿で再製本をおこなっている。
 


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