本学は創立以来、学習・教育研究の中心として、図書館の充実に努め、現在蔵書数は約206万冊を数え、全分野に渡り豊富な資料を学内・外の利用に供しています。
キャンパス中央に位置する中央図書館を軸に、医学部分館、理学部分室、工学部分室、薬学部分室、スポーツ科学部分室からなり、所属学部を問わず自由に利用できます。
中央図書館には、人文・社会科学分野の資料と学習用図書が、分館・分室にはそれぞれの学部の教育研究に必要な図書や雑誌などの専門分野の資料があります。
雑誌約22,000タイトルや視聴覚資料など所蔵するすべての資料についての目録情報をデータベース化しており、インターネットを使って学内・外から利用できます。蔵書の中には「ヨーロッパ法コレクション」や「グリム兄弟コレクション」、「江戸時代九州文献コレクション」など貴重なオリジナル資料もあります。これらコレクションの一部はデジタル処理を行い、電子資料としてウェブサイトから公開しています。このほかに外国新聞を含む新聞187種を所蔵しています。マイクロフィルム・縮刷版の他、データベースでもバックナンバーを見ることができます。
更に、今日の学術情報の多様化と増大に対応できるよう、電子ブック・電子ジャーナルの充実だけでなく、雑誌論文や新聞記事、統計情報や法判例、経済・金融、自然科学等の各種データベースを活用し、情報を提供する電子図書館機能の拡充にも努めています。