豊前国
小倉
海門に面した九州の玄関口であり、小笠原氏の城下町。海門の最狭部にあたる早鞆の瀬戸は、潮の流れが速く変化も激しい航海の難所であり、豊臣秀吉が遭難したことで知られる「与次兵衛ヶ瀬」がある。
宇佐 宇佐神宮
豊前国一宮にして、全国八幡宮の総本宮。欽明天皇の御世に神託を受け、神亀2(725)年に、応神天皇のご神霊(八幡大神)を祀るため社殿を創建したと伝わる。古来より朝廷から厚く崇敬され、伊勢神宮と並んで二所宗廟と呼ばれた。
中津 羅漢寺
羅漢石仏を祀る曹洞宗寺院。円龕昭覚が釈迦説法の地として知られるインドの耆闍崛山になぞらえて、山腹にある巨大な岩窟に十六羅漢像を画き安置したとされる。のちに、五百羅漢像や千体地蔵像など諸石像も刻まれた。
山国の谷
山国川の川上は風光明媚な渓谷。水中に入り混じる奇岩と猛々しい川の流れ、木々の緑が織りなす景色は一幅の絵を見ているようで、見ごたえ充分!
左右の川岸は険しい岩山がそびえていて、頭の上から落ちかかってくるような気がしました。
川下の方に、珍しい切り通しがあるのですが、それを見るには4㎞ほど遠回りをしないとならず、断念しました。それが心残りです。

英彦山
豊前・豊後・筑前三国にまたがる霊山。三峰からなり、中岳に伊邪那美命、南岳に伊邪那岐命、北岳に天忍穂耳命を祀る。佐賀藩初代藩主鍋島勝茂の寄進によって建てられた銅鳥居は圧巻!