長崎グルメに舌鼓
卓袱料理
大菜と小菜に分けた料理を唐風の食卓に並べて供する長崎の名物料理。ひとつの卓を囲んで食事を楽しもう!
丸山町の茶屋、烟草屋に芸子2名と遊女2名を招いて宴を開きました。遊女は玳瑁の櫛笄簪と、銀の簪を髪に挿し、文様を織り出した羅に、びろうどの帯を前に結んだ豪華絢爛な衣装でした。唐人について詳しく聞かせてもらうことができ、楽しかったです。

唐菓子
月餅に口砂香、長崎では唐貿易で伝わった菓子を味わうことができる。満月に見立てたという月餅はぜひ堪能したい。
先日知り合った唐通事の柳谷氏から招待の手紙が来たので、とても嬉しく思いながら邸宅に赴きました。座敷はとてもきれいにしつらえられており、床の間には唐画の手法を用いた富士の掛け軸がかけられ、唐風の卓、焼き物の獅子が置かれていました。唐物を様々見せてもらい、面白く珍しい話もたくさん聞きました。

肉料理
オランダ人の生活に根付いた「肉料理」は、長崎に行ったら経験したいことのひとつ。卓袱料理で豚の煮込み「東坡肉」が登場するかも。
長崎で知り合った人々としていた船遊びの約束を果たしました。屋形船に乗り、梅が崎から漕ぎ出し、港の入口にあたる神崎まで行きました。港内を眺めると、海面の四方を山が囲む風景が、唐画の山水のごとく見え、我々の船も画の一部となったかのように感じました。

南蛮菓子
かすていら、ぼうる、かるめひら、あるへい糖、こんへい糖、南蛮渡来の甘い菓子の魅力に、きっとあなたもはまるハズ。